卯三郎こけし 幸福だるま紅白セット

幸福だるまについて

卯三郎こけしが手がける「幸福だるま」は、丸みのある柔らかなフォルムと、心を和ませる穏やかな表情が特徴の縁起こけしです。白のだるまには「幸」、赤のだるまには「福」の文字が描かれ、それぞれに“幸せ”と“福を招く”という願いが込められています。木材には天然の水木を使用し、職人が一つひとつ丁寧にろくろで削り出して制作。手のひらにすっぽりと収まる小ぶりなサイズながら、木の温もりと繊細な筆致が伝わる逸品です。

玄関やリビング、デスクの上など、どんな空間にも自然に馴染み、毎日の暮らしにやさしい彩りを添えてくれます。白と赤をペアで並べれば、「幸」と「福」がそろうおめでたい組み合わせとして、新年の飾りやお祝いの贈り物にも最適です。見ているだけで笑顔になれるその佇まいは、手にした人の心を穏やかにし、日々の小さな幸せを思い出させてくれます。

卯三郎（うさぶろう）こけしについて

群馬県北群馬郡榛東村に工房を構える「卯三郎こけし」は、昭和25年の創業以来、木の温もりと職人の技を大切に受け継いできたこけし工房です。創業者・岡本卯三郎氏が生み出した柔らかく温かみのある作風は、今もなお国内外で多くの人々を魅了し続けています。原木の調達から乾燥、ろくろによる成形、研磨、絵付けに至るまで、すべての工程を一貫して自社で行うことで、木の質感や自然の表情を最大限に生かした作品づくりを実現しています。

卯三郎こけしの魅力は、伝統を守りながらも時代に合わせた創作に挑み続けている点にあります。古き良きこけしの姿を継承しながらも、キャラクターこけしやモダンデザインのシリーズなど、新しい感性を取り入れた作品を次々と発表。工房では職人の手仕事を間近で感じることもでき、見て・触れて・感じる“木の芸術”として、日本の木工文化を今に伝えています。

（お取り扱いに関して）
※ひとつひとつ手作業で仕上げているため、同じ商品でも、形状、サイズ、質感、色合い、重さに若干の違いがあります。あらかじめご了承ください。 模様の濃淡・色ムラは商品の個性としてお楽しみください。