木菟と雀 KOSON アートパネル
金沢出身の伝説の絵師、小原古邨の作品をオマージュしたアートパネル。
[小原古邨]
小原古邨は金沢市出身の絵師で、明治後期から昭和初期にかけて活躍をしました。浮世絵を思わせる伝統的な画風ながら、高い写実性や洗練された構図は、モダンな美しさを感じさせます。
箔一では古邨の作品にインスピレーションを受けて、箔アート作品へとオマージュしました。動物たちのいきいきとした姿を表現しつつ、箔を背景とすることで、新たな魅力を引き出しています。短冊のようなサイズに転換し、現代的なインテリアにもマッチするモダンな雰囲気を演出しています。
[木菟と雀(みみずくとすずめ)]
フクロウの中でも特に耳のような羽毛を持つものをみみずくとよびます。木に菟と書くのも耳から連想です。夜目が効く木菟にとって昼はまぶしいのか、目を細めています。
金沢出身の伝説の絵師、小原古邨の作品を オマージュしたアートパネル
古邨の作品は、洗練された構図や高い写実性が特徴で、現代の私たちの感性にも訴えうるモダンな魅力を持っています。箔一では、古邨の素晴らしい作品をより多くの人に楽しんでいただきたいという思いから、アートパネルの形でご提案いたします。
古邨の作品が、金箔を背景により魅力的に
箔一では古邨の作品にインスピレーションを受けて、箔アート作品へとオマージュしました。動物たちのいきいきとした姿を表現しつつ、箔を背景とすることで、新たな魅力を引き出しています。
職人が一枚ずつ手仕事で仕上げる金箔のパネル
背景の箔には、厚みの異なる箔を重なりあわせた技法を用いています。古邨の特徴である美しい色彩をそのままに再現し、絵を立体的に盛り上げ、より色彩が際立つよう艶を与え、箔一ならではの技術を盛り込みました。
【金箔とは】
日本の金箔は99%以上が金沢で作られています。
金沢で金箔が初めて作られたのは、加賀藩の藩祖前田利家公が、豊臣秀吉より朝鮮の役の際に命を受けた文禄2年(1593年)と言われています。
また、金箔が金沢で高いシェアを誇る理由として、幕府から箔打ち禁止令が出ている中でも、加賀藩の細工所を中心に箔の隠し打ちが続けられていきた結果、限られた材料で量と質を求める技術が研鑽され、優秀な技術が培われてきたからと言われています。
金箔はおよそ1万分の1〜2mmの薄さです。約2gの金を畳一畳分の大きさまで延ばすと、1万分の1mmという薄さとなります。極限の薄さまで延ばすには、卓越された職人技と、金箔づくりを左右すると言われている紙仕込み、金箔づくりに適した気候などあらゆる要素が必要とされています。加賀百万石の時代から400年以上の時を越え、金沢の地に継承されています。
【箔一とは】
箔一は日本の伝統『金箔』に誇りを持ち、『金箔』を軸とし、日本の伝統に根ざしたものづくりを大切にしています。
創業より40年以上を経て、市場に合わせ革新的な技術開発を行ってきた結果、現在は6つの専門分野(「工芸品」「化粧品」「食用金箔」「建築装飾」「箔材料」「文化観光」)を確立致しました。各分野における専門性を高めていく中で、金箔の魅力は日本国内のみならず、いまや海外においても認められています。
サイズ |
W273 × H520 × D18 (mm) |
素材 | 金沢箔 |
メーカー | 箔一 |