京和傘 特選番傘
普段づかいの傘として作られてきた、質実剛健の雨傘です。
やや厚めの竹骨と、太い竹柄を用いた頑丈な作りをお楽しみください。
特選番傘はシンプルな竹骨と和紙のコントラストが美しい定番の雨傘。素の竹を割ったやや厚めの骨48本と太い竹柄を用いた頑丈な作りが魅力です。
竹骨の上には国産の手漉き和紙を張り、天然の亜麻仁油を引いて、天日干しで乾燥させることで防水性を高めており、雨の日も安心してお使いいただけます。ほのかな亜麻仁油の香りや、頭上でパラパラと鳴る雨音など、五感で雨の日をお楽しみください。
番傘の「番」には諸説ありますが、「いつもの、普段使いの」を意味すると言われています。
「番茶」や、京都の家庭料理「おばんざい(お番菜)」と同様、気取らず使える存在であり、昔は番傘といえば、様々な屋号や家紋、文字を入れて、職場や学校、旅館などの置き傘としても広く使われていたものです。
番傘の中でもっともポピュラーなのは白ですが、日吉屋の白和傘は、骨上に茶色と黒の塗り分けを施した伝承のデザインが、シンプルな中にもきりりと効いています。
【日吉屋とは】
日吉屋は伝統工芸「京和傘」の唯一の老舗として、百数十年にわたり伝統技術を継承しながら和傘を作り続けてきました。
「伝統は革新の連続」という信念のもと、和傘の持つ優れた構造や伝統美を活かし、日常生活の中で輝きを放つ洗練されたデザイン・インテリア商品をご提案しております。
人の手が創り出す、温かさと優しさ、繊細な美しさをお楽しみください。
サイズ |
φ1060 × H750 mm |
重量 |
1kg |
素材 |
素竹、1本柄、国産手漉き和紙(色和紙:五箇山和紙、白和紙:越前和紙) |
メーカー | 日吉屋 |
※ご使用上の注意
・傘をたたんで手で持ったり置いたりする際には、洋傘とは反対に頭を上に、柄を下にするのが基本です。頭を下にすると、水が傘の内部に入り込み破れやすくなります。
・使用した雨傘は、直射日光を避けて風通しのよい場所で陰干しし、しっかり乾かしてください。