美濃焼 ぎやまん陶 4寸皿 4枚セット
江戸時代のガラス製品を意味する言葉、「ぎやまん」から名づけられたように、漆の溜め塗りのような奥行きと、ガラスのように繊細な透明感が日常の料理に特別感をもたらします。
一つひとつ手作業で施される釉薬の深い色合いと、光を受けることで美しく輝く模様が、食卓に華やかさと上品さをもたらします。ぎやまんシリーズの器は、その独特の輝きと繊細なデザインで、料理を引き立てるだけでなく、特別なひとときを演出します。
また、ぎやまんシリーズは耐久性にも優れ、日常使いから特別な日まで幅広くお使いいただけるのも魅力の一つです。伝統の中に新しさを取り入れたこの器で、食卓に日本の美を添えてみてはいかがでしょうか。
パリのDIOR(クリスチャン・ディオール)本店でも販売されたり、ヴェルサイユ宮殿の晩餐会でも使用されるなど、国内外で注目を集めるシリーズです。
※本商品は、同カラー4枚セットとなります。
【美濃焼とは】
経済産業大臣認定伝統工芸。
一般的に、「ろくろ・手ひねり・押し型」といった技法で陶磁器を製作し、絵付けや彫刻を行ってから素焼きします。その後、多彩な釉薬を使い、本焼きを行い、美しい焼き物が生まれます。
【カネコ小兵製陶とは】
カネコ小兵製陶は、大正10年(1921年)に創業し、100年以上の歴史を持つ岐阜県土岐市に位置する窯元です。
創業者の伊藤小兵は、大正10年に美濃焼の生産地である岐阜県土岐市下石町(おろしちょう)でやきものの生産を開始しました。創業から間もなく、徳利生産量で日本一の窯元となり、その後も「ぎやまん陶」や「リンカ」、そして100色の釉薬を開発する「MINOIROプロジェクト」など、独自の新しい取り組みを行い、世界でその存在感を示しています。カネコ小兵製陶は、日本の伝統を大切にしながらも常識にとらわれない革新を続けており、その進化は今も続いています。
伝統を尊重しながら未来を見据え、100年先も変わらない喜びを届ける”世界に誇れる美濃焼”を作り続ける企業です。
サイズ |
φ122×H21 (mm) |
対応機器 | 電子レンジ○ / 食器洗浄機○ |
メーカー | カネコ小兵製陶 |
■カラーについて
・茄子紺ブルー(なすこん)
日本古来の藍染の色をやきもので表現したもので、深い藍色と菊型の白いラインがひときわガラスを連想させます。清涼感が食欲をそそり、特に初夏から秋にかけての料理に適した色味です。料理だけでなくデザートにも合い、用途は果てしなく広がります。
・漆ブラウン
漆器を思わせる深みのある風合いをやきもので表現しました。何層にも重ね塗りすることで生まれる漆独特の艶やかな赤茶色は、ガラスと間違えるほどの輝きをもち、盛った料理がいっそう映えます。特に白い食材がよく似合い、日常の器としてもハレの器としても使えます。
・利休グリーン
美濃焼の伝統である織部釉を現代風にアレンジ。抹茶茶碗の底に溜まる深い緑の色合い。茶道の祖でもある利休の名を、つつましく纏っています。
黄色の料理や食材を乗せると特に映え、普段使いとしてもハレの器としてもいっそう料理を引き立てます。
・墨ブラック
まるで漆の溜め塗りのような奥行きと、ガラスのように繊細な透明感が共存する、滑らかな光沢が持ち味のぎやまん陶の新シリーズ。濃淡で表現する、日本人の美意識が生んだ墨色の世界。無駄をそぎ落とした水墨画のような風合いは、禅の心にも通じます。