遠州瓦 フリーカップ SUIGAシリーズ
遠州地方の土と兵庫県の瓦に適した土を特殊配合し、シリカを入れることで強度と浸透防止を確保。源土を約10年間風雨にさらすなどして熟成することにより、きめ細やかで良質な粘土が出来上がります。その粘土を、溶解する前の約1100℃の高温で長期間焼成することで、きめ細やかさを保ちながら強度を実現しました。
いぶし瓦の製法から開発された特殊な焼成法を駆使し、炭素を器の内部にまで浸透させることで、独特の「JAPAN BLACK」に仕上がります。
タンブラーのバランスを日本の建築比率「白銀比・大和比」である1:1.4141(約7:5)の比率でデザインしたため、手に馴染みやすいサイズ感、口当たりの良さ、肌触りになりました。
また、釉薬や塗料等を一切使用していないことから、内側の粗度の仕上がりと炭素の力で、炭と同様の効果から飲み物全てをまろやかにし雑味を消すことができるため、1ランク上の飲み物に変える力を秘めています。
【遠州瓦とは】
静岡県袋井市で生産される装飾瓦。
駿府城築城の際、三河から瓦職人が移住してきたのが当地での瓦製造の起源と伝わる。
太田川、天竜川などの河川流域で産出する粘土を材料とし、特に良質なものは“遠州瓦”と呼ばれ高く評価された。その中で、遠州鬼瓦は屋根の棟の両端に置く鬼の顔を模した装飾瓦で、魔除けの意味も持つ。
袋井では現在も瓦を焼きあがりまで一貫して手づくりでおこなっており、製作工程の中で何度も磨き上げることで独特な銀色の光沢が生まれる、静岡県郷土工芸品。
※K18Gにつきましては、予告なく価格が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※全てに専用桐箱付き
サイズ |
φ75 × H86 (mm) |
容量 |
180ml |
重量 |
115g |
材質 |
三州瓦 |
メーカー |
瓦粋 |