染め透扇子 正倉院葡萄唐草 白藤色
きもの用塵除けコートとして人気の刺繍をあしらった薄物絹布を使用した、和モダンで透け感のある「透扇子(とうせんす)」。
刺繍を贅沢に全面に施した薄物の絹布は、他にはない上品で繊細な逸品。絹糸本来の清涼感や、刺繍紋様には華やかさは、パーティーシーンにも最適です。扇ぐ度に煌めき、艶やかな涼しさを運びます。
扇面には、京都室町の染め職人による『引き染め』と呼ばれる伝統的技法による染色加工を施しております。
生地の製織・刺繍共に日本で制作、お仕立ても京都老舗の扇子職人が一本一本丁寧に仕上げたMade in Japan の逸品です。
日本のお客様だけでなく、海外の方へのお土産としても喜ばれています。
※扇面と同生地の扇子袋付き。
【正倉院葡萄唐草柄とは】
蔓が伸びゆく様は生命力を表し、実を結ぶ紋様は古えより結実の願いを象徴。正倉院紋様の一つです。
【伊と幸とは】
「呉服の白生地といえば伊と幸」として和装業界で広く知られる存在の伊と幸は、1931年京都室町に創業した、和装用白生地のシルクメーカーです。
社名の「伊と幸」は、日本画家でもあった創業者「伊藤幸治郎」に因んでいます。創業当時より、日本の絹「伊と幸」の白生地として、御皇室御用達の後染め生地等としても御用命を賜る老舗ブランドです。
1996年には独自の繭・生糸から白生地までを統一したブランド「松岡姫」を立ち上げ、絹の原材料である繭にこだわりました。純国産絹は日本国内の流通量のわずか0.5%未満と言われる中、優良なJA養蚕農家との契約を通じて日本国内での繭生産を続けています。
日本人は古くから自然を大切にし、自然とともに生きてきました。輝く太陽、澄んだ風、清らかな川の水。この日本には、今もまだ素晴らしい地上資源があります。絹は自然の恵みを受けて初めて存在するもの。豊かな桑園のもと、大切に育くまれたお蚕による上質な繭から、貴重な絹糸を大事に、感謝の気持ちを持って使っています。
着物を着る人が減っているいま、「着物の魅力や文化性を伝えたい」という思いから、伊と幸の契約農家と協力して正絹生地を用いた和モダンなアイテムを多数展開しています。
※掲載写真は伊と幸より写真提供
サイズ | H210 (mm) |
材質 |
扇面・扇子袋表:正絹 扇骨:竹製 |
扇骨色 |
濃唐木 |
産地 |
日本 |
メーカー |
伊と幸 |