甲州印伝 札入 SARAMAS
東ローマ帝国の時代、古都ダマスカスで発達したダマスク織の模様をモチーフに、独自にデザインした「SARAMAS(サラマス)」。
大人の女性を引き立てるグレージュの鹿革をベースに、アイボリーの更紗と茶色の漆で植物の幾何学模様を描きました。
「SARAMAS」の名前の由来:更紗(sarasa)とダマスク(damask)を融合させた造語で、印傳屋オリジナルの商標です。
大きめの容量と、使いやすいL字ファスナーが特徴のミニ財布。
大人びたグレージュの色彩と調和するディティールデザインは、手元に上品な印象を演出します。
まいにち使うお財布だからこそ、小銭入の中に3つ、内側にも5つあるカードポケットでカードを整頓。また、診察券や会員カードなどマルチに使えるポケットも4つ備えています。
【甲州印伝とは】
山梨県甲府市で400年以上前から伝わる革工芸品。
鹿革に漆で模様を付ける独自の加工方法が特徴です。
鹿革は柔軟性と強度を兼ね備えていることから、戦国時代には、鹿革をいぶして色付けする「燻べ技法」、一色ごとに型紙で色を重ねる「更紗技法」を用いた鎧や兜などの武具にも使用されました。
印伝の由来は、外国人によって印度装飾革が幕府に献上された際に名付けられたと伝えられています。その後国産化されて「印伝」と呼ばれるようになりました。
印伝の製法は江戸時代に各地で行われましたが、現在は甲州印伝のみとなりました。
【お取り扱い上のご注意】
鹿革本来の風合いを活かすため、漆・更紗以外の加工は施しておりません。したがって次のような特徴があります。
・強く折り曲げたり、硬いものと接触すると漆や模様が部分的にはがれることがあります。
・水分による染みは、元に戻すことはできませんのでご注意ください。また、水分を含んだ状態でご使用されると衣類に色移りする場合がございます。
・自然素材を用いているため模様の位置に個体差が生じる場合がございます。
・保管をする際は、直射日光や高温多湿をさけてください。
サイズ | 幅 : 120 × 奥行 : 35 × 高さ : 105 (mm) |
重さ |
122g |
仕様 |
口前はホック留め / ホックは2段式 / 背胴に中仕切り付きL字ファスナー式小銭入×1 / 小銭入内にカード入×3 内側に札入×2 / カード入×5 / オープンポケット×4 |
材質 |
表 : 鹿革・漆 裏 : 牛革・レーヨン |
メーカー |
印傳屋 |