












関の刃物 TASKI(タスキ) プレミアム 菜切り包丁
野菜本来の美しさを引き出す一本
日々の料理に欠かせない存在である野菜。その美味しさと美しさを最大限に引き出すために生まれたのが、この菜切包丁です。
直線的な刃先は、野菜の繊維を無駄なく断ち、細やかなみじん切りや薄く均一なスライス、正確なさいの目切りを可能にします。柔らかな葉野菜から根菜類まで、滑らかな切り口とともに、料理が一段と洗練された仕上がりに。
すでに万能包丁をお持ちの方にも、ぜひ加えていただきたい一本。
“切る”という動作が、静かな喜びへと変わる瞬間をお楽しみください。
【関の刃物とは】
刀匠の技を受け継ぐ、刃物のまち・関
岐阜県関市は、日本有数の刃物の産地として、その名を広く知られています。
その起源は、今からおよそ800年前、鎌倉時代初期にまでさかのぼります。名工・元重(もとしげ)がこの地に移り住み、刀剣の製作を始めたことが、関の刃物の歴史のはじまりとされています。
関は、清らかな水、良質な焼刃土、上質な炭など、刀鍛冶に理想的な自然条件に恵まれた土地。
こうした環境の中で、関は刀づくりの地として発展を遂げ、やがて「折れず、曲がらず、よく切れる」と評される名刀の数々が生み出され、全国にその名を轟かせました。
時代の移ろいとともに、武器としての刀づくりから、包丁・ナイフ・ハサミなど、日常に寄り添う刃物づくりへとその技術は受け継がれていきます。
現在では関市は、受け継がれた刀匠の精神と、磨き上げられた職人の技によって、世界中から高い評価を受ける刃物の一大産地として、その存在感を確かなものとしています。
材料 |
ブレード: 3層スタンプ鋼 コア鋼: VG-10 硬度(HRC): 61 ハンドル:ウォールナット |
寸法 |
刃の長さ:18.5cm |
メーカー | TASKI |
注意事項 | 各ナイフは熟練した職人によって丁寧に手作りされているため、重量、サイズ、デザインに若干のばらつきが生じることがあります。 |
「VG10(ブイジーテン)」とは、高品質なステンレス鋼の一種で、日本の金属メーカー「武生特殊鋼材株式会社(現在は日立金属のグループ会社)」によって開発された包丁用の高級鋼材です。
■ VG10の主な特徴
優れた切れ味
硬度が高く(HRC60前後)、鋭い刃を保ちやすいため、長期間研がずに使えるほどの切れ味を維持します。
錆びにくい
クロム(Cr)やモリブデン(Mo)、バナジウム(V)などの元素を含んでおり、耐腐食性(錆びにくさ)に優れるのが大きな魅力です。
刃持ちが良い
硬度と靭性(粘り)のバランスが良く、切れ味の持続性と耐久性を両立しています。
研ぎやすい
ハイス鋼ほど硬すぎず、砥石でも研ぎやすいというメリットがあります。
美しい仕上がり
ダマスカス模様などとの相性も良く、美しく仕上がるため、見た目にも高級感がある包丁に使用されることが多いです。
■ ご使用前に
・初めてご使用になる際は、食器用中性洗剤でよく洗ってからお使いください。
・事故やケガを防ぐため、取り扱いや保管には十分ご注意ください。
■ 使用時の注意
・冷凍食品を切る際は、必ず完全に解凍してからご使用ください。
凍ったまま切ると、刃こぼれや刃の曲がり、欠けの原因となります。
・骨や非常に硬い食材の切断には使用しないでください。
■ 使用後のお手入れ
・使用後はすぐに汚れを洗い流し、しっかりと乾燥させてから保管してください。
※水分や汚れが残っているとサビの原因になります。
・洗浄の際は、中性洗剤と柔らかいスポンジをご使用ください。
※研磨剤入りのクレンザーや硬いスポンジは、刃に傷をつける可能性があります。
・食器洗い乾燥機での洗浄はお避けください。
■ 長くお使いいただくために
・切れ味を保つために、月に一度を目安に包丁を研ぐことをおすすめします。