




萩焼 抹茶碗 萩むらさき
永く受け継がれてきた山口県萩市の伝統陶器「萩焼」。
そのやわらかな土の風合いと、時とともに表情を変える釉(うわぐすり)の美しさ――“七化け(ななばけ)”と呼ばれる経年変化によって、使うほどに深みと艶が増していきます。
本品は、静かな品格を感じさせる「萩むらさき」の釉色が魅力。
淡い紫と白が溶け合うように重なり、光の加減でやさしく表情を変えます。抹茶の緑を引き立てながら、しっとりとした和の趣を感じさせる一碗です。
その柔らかな佇まいは、まるで春の夕暮れに咲く藤の花のよう。日常の中に、静寂と癒しの時間を添えてくれます。
伝統の手仕事でひとつひとつ丁寧に成形されており、形や色合い、釉のかかり方に微妙な違いが生まれます。それぞれが唯一無二の景色を持ち、手に取るたびに愛着が深まります。
抹茶碗としてはもちろん、季節の設えや贈り物にも最適な白箱入り仕様。
和のしつらえにもモダンな空間にも自然に溶け込む、美しい紫の景をお楽しみください。
【萩焼について】
萩焼(はぎやき) — 土と炎が織りなす“侘び寂び”の美
山口県萩市を代表する伝統工芸、萩焼(はぎやき)。
400年以上の歴史をもち、柔らかな風合いと温かみのある質感で知られています。萩焼の最大の特徴は、「七化け(ななばけ)」と呼ばれる経年変化。使い込むほどに釉薬が変化し、茶や酒が染みて深い色合いを生み出します。
ひとつとして同じ表情のない萩焼は、まるで育てる器。
素朴ながらも上品な佇まいは、和食にも洋食にも自然に調和します。
日々の食卓や贈り物に、長く愛用できる“日本の美”をお楽しみください。
(お取り扱いに関して)
※ひとつひとつ手作業で仕上げているため、同じ商品でも、形状、サイズ、質感、色合い、重さ、容量等に若干の違いがあります。あらかじめご了承ください。 ※萩焼の色合いは、土と釉薬が溶けあって生まれます。模様の濃淡・色ムラは商品の個性としてお楽しみください。 ※ご使用後は、しっかりと水気を切り、よく乾燥させてから保管してください。
| サイズ |
抹茶碗 約φ12.0×H8.3cm |
| 素材 | 陶器(萩焼) |
| 産地 | 日本 |
| その他 | 電子レンジ・食洗機使用不可 |
