ご飯を食べる女性

正しいお茶碗の持ち方|簡単3ステップ|ご飯は左の理由も解説

執筆者: NihonMiyabi編集部

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お茶碗の正しい持ち方を、子供に身につけさせたいと思っている方も多いはず。

簡単3ステップで解説していますので、お茶碗の持ち方をキチンと説明できるようになります。

また、ご飯を左に置く理由や、お茶碗の各部位の呼び方もご紹介します。

お茶碗の持ち方|簡単3ステップ

茶碗の持ち方

お茶碗の正しい持ち方は、次の3ステップです。



ステップ1:お茶椀を両手で持ち上げます。


ステップ2:左手の親指を、お茶碗の縁にかけます。


ステップ3:左手の人差し指から小指の4本を揃えて、下から支えます。



これでお茶碗を安定して、しっかり持つことができます。

お茶碗の部位の呼び方

口縁(こうえん)
うつわの縁の部分。

口辺(くちべり)、口造り(くちづくり)とも呼ばれます。



口縁から腰までの部分。

この部分に装飾が施されていることが多いです。



胴から高台の間の部分。

深めのもので、下部が張り出した形のものだけにある部分です。


高台(こうだい)/ 糸底(いとぞこ)
うつわの底にある、円形状に突き出ている部分。

高台のおかげで、熱いものを入れても持ちやすくなります。

 

お茶碗の歴史

茶碗は元々はお茶を飲むための器でした。

だから読んで字のごとく、「茶」碗なんですね。


日本には奈良時代から平安時代にかけて、中国から伝わってきました。


庶民に磁器の茶碗が広まったのは、江戸時代に入ってから。

豊臣秀吉の朝鮮出兵で連れてきた陶工により、有田で磁器の国産化が始まり、その後全国に広がりました。

 

ご飯は左、みそ汁は右なのはなぜ?

ごはんとみそ汁

主食のご飯が汁物より格上で「左上位」の思想から、ご飯を左に置くようになったようです。


左上位の思想とは、諸説ありますが、日中に太陽(南)を見たときに、太陽が左(東)から登ってくるためともいわれています。

因みに中国では逆で、右が上位で左が下位らしいです。その名残で「左遷」という言葉がありますね。

 

おすすめの茶碗を紹介

 
 

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